乳がんの手術を受けて、病理検査の結果が出ました。
その検査結果によって治療方針が決まります。
今回は、私の乳がんの治療方針、そして、治療を開始する前に行ったことについて、書きたいと思います。
私の乳がんの治療方針が決まりました
病理検査結果に基づいた治療方針は、以下の通りです。
①→②→③→④ の順番で行います。
①EC療法(抗がん剤)
3週1回4サイクルで行う。
EC療法の開始前に、CVポート※を埋め込む手術を受ける。
※CVポートの目的は?
血管が出にくく注射が入りにくい方、注射してもすぐ漏れてしまう方、漏れると皮膚に重大な障害を受ける可能性がある(抗がん剤など)を使用する方に対して、安全で確実に点滴を行うためにCVポートという器具とカテーテルという管を埋め込みます。
首または肩の静脈からカテーテルを心臓の近くまで入れて、「ポート」という小さな器具に接続し、胸(鎖骨の下の場合)に埋め込みます。
その後は皮膚の上から「ポート」に針を刺すだけで、確実に静脈へ点滴が投与でき、点滴中も腕が自由に使えます。点滴が終了すれば針を抜いて、お風呂にも入れるし、自宅で普通に過ごすことができます。
↓
②ドセタキセル(抗がん剤)+ハーセプチン(分子標的薬)
3週1回4サイクルで行う。
↓
③放射線治療
30回行う。
↓
④ハーセプチン+パージェタ (分子標的薬)
3週1回14サイクルで行う。
治療方針を聞いた思ったこと
最初に乳がんを見つけていただいた(今回手術を行った大きな病院とは別の)個人病院の先生から、手術の後の治療は、放射線治療だけで大丈夫だと思う、って言われていました。
だから、この治療方針を見て、愕然となり、頭も混乱して、何が何だかって感じでした(~_~;)
そして、抗がん剤と聞いただけで、怖いって思えて、恐怖で、不安で・・たまりませんでした。
その上、この治療はいつになったの終わるの~!!!
数か月前まではこんなことになるとは思っていなかったよ~
本当にショックでした(-_-;)
抗がん剤治療開始前に行った3つのこと
治療方針を聞いて、私が行ったことは3つあります。
まず、1つめ・・
①髪を切りました。
抗がん剤治療を開始することになったからです。
今まで、髪を伸ばしていましたが、抗がん剤の副作用で脱毛があるもので、ショートにしました(^^;)
ロングヘアの状態で、特に私は髪の量が多いので、髪の毛が抜けたら、すごいことになると思ったので・・
それに、短くしてた方が、抜けた時のダメージが少ないような気がして・・
まあこれは、気休めですが・・
次に
②ウィッグを準備しました。
それから
③脱毛した後に、家の中でかぶる帽子を準備しました。
とりあえず、抗がん剤治療の副作用である脱毛に備えました。
そんなこんなで、いよいよ長~い治療が始まります。
今日はこのへんで・・
ここまで、お付き合いいただき、ありがとうございます。